ビットコインを買って他の仮想通貨(アルトコイン)に再投資。仮想通貨の可能性に期待しながら楽しく運用しています。

仮想通貨に100万円投資したら資産はどうなった?

ビットコイン

ビットコイン価格推移|チャートから見える中期的要因

投稿日:

最初に2017年初頭からのビットコイン価格を概観してみましょう。下図は、bitFlyerから引用したチャートです。(2017年9月11日)

ビットコインチャート(2017年9月11日)

2017年1月~3月

年頭のビットコイン価格は、10万円前後で推移していました。以降、緩やかに上昇しながら3月には約1.5倍の15万円の価格をつけました。2ヶ月間で50%近い価格上昇率です。

チャートに見られる1月12日の下落は、中国人民銀行による「仮想通貨取引所への立ち入り検査」の情報が流れた影響でしょうか。しかし、一時的な急落に止まり、何事もなかったように、再び上昇を開始しています。

2月には、中国の大手取引所「OKcoin」「Huobi」が「ビットコインの引き出しを停止」するという措置をしました。OKcoinは、中国のビットコイン取引市場の3割のシェアを持つ取引所ですが、価格がそれほど乱高下するまでには至りませんでした。

3月3日の価格は日本円で約15万円ですが、この価格は金の1オンス当たりの価格($1200)を上回った記念する日でもあります。これによって、ビットコインに対する期待値が上がったといえるでしょう。

2017年3月~4月

この期間のビットコイン価格は、15万円前後で安定した推移が続きました。3月中旬に10万円台まで値を落とす下落がありましたが、要因としては、先に控えている「ビットコインの分裂問題」が考えられます。

この問題は、「ビットコインのプログラム改善」を目的に、中国のマイニング集団を中心にいくつかの提案がされてきましたが、利害関係者の思惑の違いによって混乱を招きました。しかし、市場はこれを「分裂=消滅ではない」と冷静に受け止め、ビットコイン価格は一時的な下落に止まりました。そして、価格は15万円近くまで回復します。

国内に目を向けると、「仮想通貨に関する法律改正」が4月1日に施行されました。我々ユーザーにとって大きかったことは、主に以下の2点です。

  • 顧客資産の安全な管理体制(信託保全)
  • 仮想通貨取引所の登録制

法規制というと、なにかユーザーに不都合な内容に聞こえてしまう面がありますが、仮想通貨は始まったばかりなので、この法規制は投資家保護の面から見ても歓迎されるべき内容だったと思います。

また、3月には仮想通貨だけでお買い物が出来る「ショッピングモール」が開店し、4月には家電量販店最大手のビックカメラが「ビットコイン決済」を導入しました。

これによって、「ビットコインの価格が上昇するのではないか」という期待感が高まったように思えます。

2017年5月

5月になると、ビットコイン価格に異変が起きました。予想していた方もいるかもしれませんが、1月足らずの期間で価格が2倍以上に跳ね上がり、最高値も更新。20万円台を揉み合いながらも突き抜け、30万円台へと突入です。

この期間は、ドル(USD)と日本円(JPY)によるビットコイン(BTC)の買いが75%を上回った時期でもあります。中国を合わせると、実に85%のシェアです。下の円グラフは、2017年5月7日時点での取引量の割合です。CryptoCompareからの引用です。

ビットコインの出来高(2017/5/7)
  1. BTC/JPY(42.4%)
  2. BTC/USD(33.7%)
  3. BTC/CNY(10.2%)

日本の市場(JPY)、米ドル市場(USD)が活発化して、ビットコインの価格を引き上げたことが分かります。5月25日の最高値更新は、「日本市場がビットコイン価格を押し上げた」とさえいわれました。

そして5月31日は、資金の引き出しを停止していた中国の大手取引所がこれを解禁した日です。6月以降のビットコイン価格の上昇が期待される要因になりました。

また、ビットコイン以外の仮想通貨である「アルトコイン」も、この時期に年頭の価格から見て数倍~数十倍、あるいは数百倍という大暴騰が起こり、多くのユーザーが大きな利益を上げることができた時期でもあります。

2017年6月~8月

30万円の大台を一気に突破した”反動”により、ビットコイン価格の乱高下しながらも、20万円台を下回らず30万円を超えないという価格推移でした。

この頃のビットコインの話題の中心は、「Segwit」です。目の前に迫りつつある、いわゆる「分裂問題」。「Segwit」とは何かについては割愛しますが、簡単にいうと「ビットコインの取引履歴情報のデータを小さくする」ことです。

結果として、

  • ビットコインの価値が上がる
  • 送金手数料が割安になる

という効果が期待されました。

一方では「分裂の危機だ=消滅の危機だ」という考えも起こり、ポジティブな情報とネガティブな情報が交錯します。我々素人は、ただ行く末を見守るしかありませんでした。

この情報が元になり、ビットコイン価格は不安定なものとなり、いよいよ「Xデー」である8月1日を迎えることになります。

2017年8月

ビットコインの分裂問題は、従来のビットコイン(Bitcoin)と新たに誕生したビットコインキャッシュ(BitcoinCash)のダブルスタンダードという形で決着しました。つまり、元に戻れない分裂「ハードフォーク」です。

これを受けて取引所では、保有するビットコイン(BTC)と同数のビットコインキャッシュ(BCC・BCH)を無料で配布する旨を、ハードフォーク前に発表していました。

もちろん、ビットコインキャッシュ(BCC・BCH)にも初値が付き、ユーザーにとって「ハードフォーク」はプラスに転じたことになります。

ビットコインの価格はというと、一気に上昇することになり、9月2日に一時55万円台を突破しました。市場は大いに盛り上がりましたが、この勢いは一旦停止します。

上昇基調から一転したものの、40万円台を割ることなく推移していますが、9月以降の推移は不明です。

これまでの感想

ビットコイン価格は、中国市場に大きく左右されることが多いことに気づきます。また、中国市場は民意的な要素よりも国家的な要素が強い印象を受けます。誰にも管理されずに運用できるはずの仮想通貨ですが、影響力の大きい中国の動きに今後も左右されることは免れませんね。。

-ビットコイン

Copyright© 仮想通貨に100万円投資したら資産はどうなった? , 2017 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.